「DREAM GIRLS」最終回


こんにちは、蛭間です056.gif
よいお天気で、気分まで晴れやかになりますねっ!016.gif
(実は夜に書いているのに、時間指定投稿という技を駆使して
あたかも昼間活動している健全なワタシを装っています!爆)



さて、
当初の予定では
その1~3くらいにわけて書こうかしら、
なんて考えていた
第6回記念公演「DREAM GIRLS」の記事ですが

気づけば前回で”その8”でした。



しかもまだまだ書きたりないことは多く
「過ごした時間を文章化すること」の限界を感じ、
(主に自分の文章力のモンダイですが…。)

それと同時に、

とても簡単には書き表せないほどに
濃密で、有意義で、かけがえのない時間を、
私たちは過ごしてきたんだなぁ、
ということを
心から実感しておる次第であります。



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最終回ということで、
今回は少しまじめな記事を書こうと思います。
(・・・あ、いえ、普段はふざけて書いている、
というワケでは、決してありません。←)




お稽古が始まったのは
2月も終わりに差し掛かった頃でしたが
制作作業は年明けと同時に本格スタートしたので
丸々8ヶ月間、
私はこの「DREAM GIRLS」という作品と
向き合って参りました。


いきなりですけど、
みなさんは、
たまごっち072.gif
って、やったことありますか?
(ふざけてません。ふざけてませんよっ!)

いや、なにもたまごっちでなくてもいいんですけど
いわゆる"育成ゲーム"というやつです。
実際の育児ではなくて、
ある程度の期間が経ったり
ある程度のレベルに達すると、
「ゲームクリア」の瞬間が訪れて
で、また新しく次の個体を育てる感じのものであれば
たまごっちでなくてもいいんですけど。
(なんの話?)


私にとって、
ミュージカルはたまごっちです。
(!!?)


例え話はこの辺にして。←
(むしろここからが例え話なんだけども。)


パソコンの中にある脚本のデータは
まだ「たまご」。
コピーされて団員の手に渡った時、
即ち、第3者の目に触れたその瞬間に
初めて「誕生」する。

私は自分の作品を
そんな風に
"子ども"のようにイメージしています。

演出を決めるのは、
その子がどんな風に育って欲しいか
具体的に考える作業。

稽古日程を決めるのは、
その子をどんな風に育てていくか
具体的に予定を立てる作業。

カラオケ音源をつくることは、
食事を用意すること。

もちろん、用意しただけでは育たない。
団員が歌えるようになって初めて、
"食事を摂った"と言える。

噛みやすいように、
飲み込みやすいように、
美味しく、工夫をして、
食事を用意する。

そうでなければせっかく用意した食事を
受け付けて貰えないかも知れない。
栄養不足は深刻な問題。

振付を考えること、
それはお洋服を仕立てる作業。

これも、団員が着てくれて初めて
"お着替え"が成立する。

生まれたままのすっぽんぽんで
お客様の前に立たせるわけにはいかない。
恥ずかしいもんね。
下着に、アクセサリー、お化粧、
時間が許す限り
より良いものを用意して身に付けてあげる。


こうして
甲斐甲斐しくお世話をしていくと、
"作品"は
だんだんと首が座り、
ハイハイをし、掴まり立ちをして、

やがて自分の足で立ち、歩き出す。


育てやすい子、育てにくい子はもちろんいる。
反抗期もある。
成長スピードの早い子、遅い子、
作品の数だけ様々。

だけど共通していることは、

"本番の日、お別れをする"ということ。

その子を形成してきた全てのものが、
本番、私の手を離れて、
舞台の上からお客様の心の中に
飛び去っていく。

そんな感覚を、
初めて舞台を作った時からずっと繰り返している。


出来の良い優秀な子と、
たった2ヶ月過ごしたことも

半年間、悪戦苦闘で
喧嘩ばっかりしながら過ごしたことも、

そのどちらもあったけど

お別れの日は、
皆等しく"寂しい"。

私は、
子どもを持ったことはありませんが、

これがいわゆる「親心」の一種であることは
間違いないと思うのです。



さて堅苦しくなってきたところで
DREAM GIRLSの話に戻りますケド。

ドリ子ちゃん(←)は、
過去作品の中でもトップクラスに
聞き分けがよく、手の掛からない子でした001.gif

まず、
病気にならなかった(トラブルが起きなかった)ので
お注射(叱咤、苦言)は一切必要ありませんでした。

(例え話はつづく)

団員さんのおかげでご飯もよく食べ、
すくすく大きくなりましたし、
選り好みせず、
どんなお洋服でもきちんと着てくれました。

ニコニコとご機嫌が良く、賢いので、
こちらも、
もっと!もっと!と手塩にかけます。

とても仲良く、
「ちょっと離れたい...」という症状も出ないまま、
いつも一緒に過ごしてきました。

さらに、
この8ヶ月はパフォーマンス等もなかったため、
ドリ子ちゃんは、ひとりっ子。
親からの愛情を一身に受けた、

箱入りの愛娘!といったところです。


・・・・・・・・。


分かりますか!
そんな子の本番(嫁入り)を直前に控えた、
私(親)の寂しさ!!!007.gif




私事です。失礼しました。←

とにかく
ドリ子ちゃんはどこに出しても恥ずかしくない、
大和撫子に育ちました。
親として、誇らしい限りです。


通し稽古(あんよあんよ←)が出来た時点で
お客様に見せることは可能ではありますし、
今までの作品は
やはり時間の問題で、
それくらいの時期にお披露目になることが
圧倒的に多かったですが


ドリ子ちゃんはその1歩先へ
進むことができました。


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通し稽古を"無難"に終えられて尚、
演技や歌に関して
高等で綿密な詰め稽古を行ったのは
設立以来、
「DREAM GIRLS」が初めてでした。

3日後の、8月11日。
皆さんにお届けするドリ子ちゃん、
まま...♡
くらい喋るかも知れませんよ。←



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(出演者全員で。
※子役の客演さんは安全上の配慮でお顔を隠させて頂いております)


泣いても笑っても、
これでDREAM GIRLSは最後です。
悔いのないよう、
積み上げてきたものを全部、
ありのままお客様にお届けしたい。
そう、考えております。



ここまでお読み頂き、
ありがとうございました!
8月後半からは
ありがたいことに、
今年も怒濤の連続パフォーマンスが
決まってきますので
そちらの内容になっていくと思います。

(と、その前に
"打ち上げ"のレポートが入るかな!笑)068.gif

団員本人のことよりも、
むしろ団長がどれだけ団員を溺愛してるか、
ということばかり伝わってくると好評(?)の
団員紹介シリーズも随時更新していきます。



皆様、これからも
060.gifさいたま市民劇団060.gif
宜しくお願い致します!

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by s-geki | 2016-08-08 15:56